この記事ではApple Watchを持ったことがない人に向けて、Apple Watchの特徴やデメリット、選び方などについて解説します。
ココがポイント
■ Apple Watch(アップルウォッチ)とは
■ 現行の種類と比較
■ GPSモデルとGPS +Cellularモデルの違い
■ Apple Watchのデメリット
■ 多種多様なApple Watch
気になった方はこちらをチェック
Apple Watch(アップルウォッチ)とは
「Apple Watch」とは、iPhoneと連動して様々な機能を使用できるスマートウォッチ(腕時計)です。
使用できる機能例は、次の通り。
■ iPhone宛ての着信やLINEの通知を確認できる
■ Apple Watchで、通話やLINEの返信ができる
■ Apple Pay(Suica、PASMO等)を利用できる
■ ヘルスケアアプリで、iPhoneを持ち運ばなくても運動量が数値化される
■ iPhoneが見つからない時に、Apple Watchから音を鳴らして呼び出すことができる
■ iPhone上のミュージック(音楽)アプリやカメラのシャッターを操作できるリモコンになる
■ 顔認証不要で、iPhoneの画面ロックが解除できる(*iOS14,5以降のface IDを搭載したモデルのみ)
写真:Apple Watch SE 「通知の表示」
近年ではこういった、「スマートウォッチ」や「Bluetoothイヤホン」といった「ウェアラブルデバイス」(身につける端末)が普及しており、Appleの「Apple Watch」はスマートウォッチの中でも人気が高い商品です。
現行の種類と比較
2021年6月9日現在、Apple公式ストアで販売されるモデルは3種類。
出典:Apple 公式サイト
■Apple Watch Series3
Apple公式ストアでは、GPSモデルのみ販売。他のモデルと比べ価格安さが魅力で、Apple Watchの基本的な機能は揃えています。こちらのモデルのみ本体サイズが異なるため、別途腕に巻くバンドを購入する際は、Series3のサイズにあったものを選ぶ必要があります。
■Apple Watch SE
「Apple Watch Series3」と比較し、ディスプレイの、表示領域が30%向上してます。「Apple Watch Series6」と比較し「血中酸素センサー」と「電気心拍センサー」は非搭載ですが、特に身体の健康に不安を抱えてる方でなければ、十分な機能が搭載されてると言えます。
■Apple Watch Series6
「常時表示機能」という、手首を下ろしていても、時間や通知などの情報が表示される機能など、全てが搭載されたフラッグシップモデルです。
「価格と発売日」
「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」の違い
Apple Watchは、「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」の2種類に分かれます。大きな違いは、外出先でiPhoneが無くても通信できるかどうか。
■GPSモデル:ペアリングしたiPhoneが、近くに無いと通信できない(最大10m程度)※ Wi-Fi通信は可能。
■GPS+Cellularモデル:ペアリングしたiPhoneが近くになくても通信可能。
「GPS+Cellularモデル」は携帯会社の電波を使って通信ができるので、ペアリングしたiPhoneが近くになくても通信が可能です。このため、別途携帯会社との契約が必要です。
■「GPSモデル」「GPS +Cellularモデル」の選び方
【用途で選ぶ】
iPhoneを持ち歩かずに、Apple Watch単体で電話やアプリを利用したいのであれば「GPS +Cellularモデル」。ランニングなどiPhoneを持ち運びできないシチュエーションが多い人におススメ。電話やLINEもiPhoneなしで利用できるので、緊急な要件にも対応できます。
常時iPhoneが近くにある環境で利用するなら「GPSモデル」を選びましょう。手間はかかるものの、「GPSモデル」でもヘルスケア機能や音楽も事前に同期しておけば、iPhoneなしで利用することが可能です。(イヤホンジャックはないので、ワイヤレスイヤホンが必須となります。)
【価格で選ぶ】
「GPS+Cellularモデル」は「GPSモデル」と比較して「 Apple Watch SE」だと5,500円高く、「Apple Watch Series6」だと12,100円高くなっています。
携帯会社とは以下のApple Watch用のサービスと契約する必要があるので、月額費用がかかります。
・ドコモ→ワンナンバーサービス(月額550円 )
・au→ナンバーシェア(月額385円)
・ソフトバンク→Apple Watchモバイル通信サービス(月額385円)
上記サービスは、iPhone用で契約している携帯電話契約のオプションサービスの位置づけです。単体で契約することはできず、利用する携帯会社もiPhoneとApple Watchで同じ携帯会社にしなければなりません。
Apple Watchのデメリット
■充電が必要
バッテリーの駆動時間はご紹介した3モデルとも最大18時間。利用方法によって持続時間は変わりますが、「半日以上は持つ」、「1~2日は持つ」といった意見が多いです。毎日寝る前に充電することがオススメですが、腕時計を充電することに慣れない間は、手間に感じる人も少なくありません。
■充電ケーブルが特殊
「Apple Watch」は専用の充電端子となります。充電ケーブルも同梱されている「専用の磁気ケーブル」となるため、外出先で充電する場合は充電ケーブルも持ち歩く必要があります。
多種多様なApple Watch
3つのモデルの加えて、「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」を選ぶだけでなく、腕に巻くバンドを選ぶ必要があります。加えて、「NIKEモデル」「エルメスモデル」といった通常モデルとは異なるモデルもあります。
■バンドの種類
「Apple Watch」は、本体と別に腕に巻くバンドを選択する必要があります。
公式のアップルストアで購入すれば、1つバンドを選択できますが、追加料金が掛からないものから高いものになると数万円になるものまであります。価格を重視するなら、追加料金が発生しないバンドを選択しましょう。
出典:Apple 公式サイト
バンドに関しては、Apple 公式サイトでも沢山の種類が販売されていますが、Amazon等の公式サイト以外でもサードパーティ製のバンドが販売されています。こちらを選ぶのも選択肢の一つです。こちらは1例です。
■NIKEモデル
出典:Apple 公式サイト
ディスプレイやバンドにナイキのロゴが入る、NIKEとのコラボモデル。
「NIKEモデル」は、特に追加料金が掛からないので人気モデルです。
■HERUMESモデル
出典:Apple 公式サイト
こちらのモデルもディスプレイやバンドに「HERUMES」のロゴが入る、HERUMESとのコラボモデル。
高級ブランドだけあり、最低でも147,180円〜という値段設定。
この様に、本体やバンドの組み合わせによって、何百種類にもなる「Apple Watch」ご自身の利用用途に合わせて
①「GPSモデル」or「GPS +Cellularモデル」
②本体の種類
③バンドの種類
この3つに重点を置き、選んでみるのがいいと思います。
皆様の最適なモデルを選択できる参考になればと思います。