大手3キャリアからオンライン専用ブランド/プランとして提供されているahamo・povo・LINEMO。
- 携帯料金の見直しをしたいんだけど…
- ahamo,povo,LINEMOの違いがよく分からない
- 私にとってどれがおすすめか教えて!
など携帯料金に詳しくない人にとってそれぞれどんな特徴があって、自分にはどのサービスが合っているか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではahamo・povo・LINEMOを徹底比較し『あなたにとってどのサービスがおすすめなのか』を解説します。
この記事を読めば「ahamo・povo・LINEMOの特徴や、自分にとってどのサービスが最適なのか」が分かります。
ahamo・povo・LINEMOの中であなたにおすすめのサービス/プランは次のような人です。
ahamoがおすすめな人
- 毎月のデータ使用量が3〜20GBの方
- 5分以内の通話がひと月に2〜3回以上ある
- 海外でもお得に使いたい
povoがおすすめな人
- 毎月のデータ使用量が20GB以上の方
- 音声通話だけで使用したい
- 毎回トッピングするのが手間だと感じない
LINEMOがおすすめな人
- 毎月のデータ使用量が3GB以下の方
- 音声通話は不要もしくは5分かけ放題を一年無料で使いたい
- LINEのヘビーユーザーの方
それぞれおすすめの理由は本文の方で解説していきます。
ahamo・povo・LINEMOのプランは動画でも解説していますので以下の動画も参考にしてください。
- ドコモのahamoが値下げ!月額2,970円(税込)月額2,700円(税抜)
- 【KDDI(au)】基本料金撤廃!「povo2.0(ポヴォ)」新料金を解説【0円+フルトッピング】
- 【業界激震】ソフトバンクが格安SIM、楽天モバイル対抗のLINEMO(ラインモ)ミニプランをリリース
オンライン専用ブランド/プラン共通のメリット・デメリット
オンライン専用ブランド/プランと呼ばれているahamo・povo・LINEMO。それぞれドコモ・au(KDDI)・ソフトバンクのプランの一つとして提供されています。
申し込みやサポートをオンラインのみとし人件費を削減することで、大手キャリアと同等の通信品質かつ低価格を実現。
最初にahamo・povo・LINEMO共通のメリットとデメリットを解説します。
オンライン専用ブランド/プランのデメリット
オンライン専用ブランド/プランならではのデメリットは下記の3つです。
- 申し込みやサポートは基本的にオンラインのみ
- 家族割やネット回線とのセット割などはない
- キャリアメールが新規発行できない
まずこれらのデメリットが許容できない人にはおすすめできませんので先に解説します。
申し込みやサポートは基本的にオンラインのみ
オンライン専用という名の通り、申し込みやサポートはオンラインでしかできません。
しかしahamoだけは有償で店頭サポートを受けることができます。1回につき3,300円かかりますがトラブルが心配な人にとっては安心ですね。
家族割やネット回線とのセット割などはない
オンライン専用ブランド/プランには家族割やネット回線とのセット割はありません。
しかしahamoだけはドコモの「みんなドコモ割」の対象回線としてカウントされます。他の家族はドコモのままで自分だけahamoへ変更する際は、他の家族への影響がありませんので安心して乗り換えができます。
キャリアメールが新規発行できない
オンライン専用ブランド/プランではキャリアメールの新規発行ができません。
しかしドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えに限り、現状のメールアドレスを月額300円程度で継続使用することが可能です。
オンライン専用ブランド/プランのメリット
オンライン専用ブランド/プランのメリットは下記の3つです。
- 高品質な回線で通信速度が速い
- 大手3キャリアの本ブランドと比較して格安な価格
- 契約事務手数料や解約違約金が無料
それぞれ解説していきます。
高品質な回線で通信速度が速い
ドコモ・au・ソフトバンクのプランの一つとして提供されていますので、通信品質は大手3キャリアと同等です。
通信速度も格安SIM(MVNO)と違い、大手3キャリアと同等の速度が出ます。
大手3キャリアの本ブランドと比較して格安な価格
オンライン専用とし申し込みやサポートに必要な人件費を削減することで、本ブランドよりも格安な価格で提供されています。
本ブランドの無制限プランと比較して月額5,000円程度安くなる場合も多いです。
契約事務手数料や解約手数料が無料
契約時の手数料や解約の違約金がかかる通信会社がある中、オンライン専用ブランド/プランは
- 契約事務手数料0円
- 契約期間縛りなし
- 解約手数料0円
となっているので、契約時にも解約時にも余計な費用がかかりません。
使ってみて合わなければまた乗り換えればいいので、気軽に試すことができます。
携帯回線 | おすすめポイント |
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります ※機種代⾦別途 ※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります \手数料無料・期間縛りなし!/ |
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ahamo・povo・LINEMOの特徴とメリット・デメリットを比較
オンライン専用ブランド/プランのメリット・デメリットを把握したところで、次は
- ahamoの特徴
- povoの特徴
- LINEMOの特徴
- ahamo・povo・LINEMOのメリット・デメリットを比較
について解説します。
ahamoの特徴
- データ容量20GBで月額2,970円の1プランでシンプル
- 5分以内の通話は無料
- 有償で店頭サポートが受けられる
- 海外で国内のデータ容量20GBがそのまま使える ※国内利用と合わせての容量上限です。
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります
※機種代⾦別途
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります
ahamoはデータ容量20GBまで、1回5分かけ放題付きで月額2,970円の1プランのみ。
1回5分以上の長電話をする人は完全かけ放題オプションを月額1,100円で付けることも可能です。
またオンライン専用ブランド/プランでは唯一店頭サポートを受けることができます。(1回3,300円の有償サポート)
さらにahamoは海外82の国や地域で20GBの通信を無料で使えます。海外旅行や出張時にも最適。
一方でデータを3GB以下しか使わない人には割高になるのがデメリット。小容量でいい人は3GBの設定があるpovoかLINEMOの方がお得ですね。
povoの特徴
- 月額基本料金が0円
- 高速データ通信やかけ放題はトッピングの購入で可能
- 20GB以上の大容量も割安で使用可能
- 180日間使わないと利用停止になる
- データ容量がなくなると128kbpsの低速になる
- 海外利用ができない
povoは自分に合ったプランを作成できる珍しいサービス。
月額基本料金0円のプランにデータ容量やかけ放題などのトッピングを購入して利用します。
自分に合った最適なプランを作れるメリットがある一方で、初心者には分かりづらい点やトッピングの有効期限が切れる度に購入が必要な点がデメリット。
しかし20GB以上のデータ容量にも対応しているので、ahamoやLINEMOでは容量が足りない人にとってはpovo一択となります。
注意点は180日間以上トッピングの購入がなかったり、通話やSMSの合計料金が660円に満たない場合は利用停止や契約解除となることがあります。データトッピングなしの状態では128kbpsの低速通信になることや、海外での利用ができない点にも注意しましょう。
LINEMOの特徴
- データ容量が3GB・20GBから選べる
- 月額550円で5分以内の通話がかけ放題(1年無料)
- LINEの基本機能はデータ消費されず使い放題
- 3GBプランの超過後の速度は最大300kbpsと遅い
LINEMOはahamoとは違い、3GBと20GBの2つのプランから選ぶことができます。
3GBのプランでは月額990円という格安な価格で利用できるのがメリット。月額550円の5分かけ放題オプションも1年間無料で利用できます。
またLINEの基本機能の通信がカウント対象外になる「LINEギガフリー」機能も搭載。「LINEギガフリー」はデータ容量を超過してもLINEの通話やトークの通信は速度制限されません。
注意点は3GBプランの場合、超過後の速度が最大300kbpsと低速になる点。価格が安いので仕方がないですが、20GBプランの場合は超過後最大1Mbpsとなります。
ahamo・povo・LINEMOのメリット・デメリットを比較
ahamo・povo・LINEMOの特徴が分かったところで、それぞれのメリット・デメリットを一覧表にまとめました。
こうして見るとahamoの優位性が目立ちますね。
※この表はメリットとデメリットをタップで切り替え可能
プラン | メリット |
ahamo |
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります ※機種代⾦別途 ※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります |
povo |
|
LINEMO |
|
プラン | デメリット |
ahamo |
|
povo |
|
LINEMO |
|
データ容量だけで比較すると、3GBまではLINEMO、3〜20GBはahamo、20GB以上はpovoがおすすめです。
携帯回線 | おすすめポイント |
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります ※機種代⾦別途 ※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります \手数料無料・期間縛りなし!/ |
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ahamo・povo・LINEMOの違いを徹底比較
ここまでahamo・povo・LINEMOのメリット・デメリットを比較してきましたが、ここからは3つの違いを徹底比較していきます。
細かいところまでチェックしたい人はぜひ参考にしてください。
料金プランを比較
まず基本的な料金プランの比較と各データ容量ごとの料金を比較します。
月額基本料金、データ容量、データ追加を比較する
各プランの月額基本料金、データ容量、データ追加を比較します。
プラン | 月額基本料金 | データ容量 | データ追加 |
ahamo | 2,970円 | 20GB | 1GB:550円 |
povo | 0円〜 | 0GB~無制限 | ※別途記載 |
LINEMO
ミニプラン |
990円 | 3GB | 1GB:550円 |
LINEMO
スマホプラン |
2,728円 | 20GB | 1GB:550円 |
※povoのデータ追加(データトッピング)一覧
- 1GB(7日間):390円
- 3GB(30日間):990円
- 20GB(30日間):2,700円
- 60GB(90日間):6,490円
- 150GB(180日間):12,980円
- 使い放題(24時間):330円
povoはフルトッピング制のため、トッピングしない状態では料金が発生しません。その状態では最大128kbpsの低速通信なら可能です。
またpovoのトッピングはデータ容量によって有効期限が変わりますので注意が必要。
ahamoはdカードで料金を支払うとデータ通信量が毎月追加でもらえる特典があります。
- dカード:+1GB / 月
- dカードGOLD:+5GB / 月
※dカードGOLDのみ毎月のご利用金額100円につき10%のdポイント付与。上限300P
3GBまでの場合を比較
データを3GBまで使用する場合の料金を比較します。
プラン | 3GB |
ahamo | 2,970円 |
povo | 990円(30日間) |
LINEMO ミニプラン | 990円 |
LINEMO スマホプラン | 2,728円 |
povoとLINEMO ミニプランの金額が同じですが、povoは30日に1回「トッピングを購入する」という手間がかかる点に注意。
3GBまでのプランではLINEMO ミニプランがおすすめです。
20GBまでの場合を比較
データを20GBまで使用する場合の料金を比較します。
プラン | 20GB |
ahamo | 2,970円 |
povo | 2,700円(30日間) |
LINEMO ミニプラン | ー |
LINEMO スマホプラン | 2,728円 |
金額の差はわずかですがpovoが最安になります。
ただしahamoにはこの料金に1回5分無料通話が含まれていますので、270円で1回5分無料通話オプションが付いているとも言えます。
270円は通話時間に換算すると約6分。ひと月に6分以上通話する人にはahamoの方がおすすめ。
20GB以上の場合を比較
データを20GB以上使用する場合の料金を比較します。
プラン | 20GB〜無制限 |
ahamo | ー |
povo | ・60GB(90日間):6,490円 ・150GB(180日間):12,980円 ・使い放題(24時間):330円 |
LINEMO ミニプラン | ー |
LINEMO スマホプラン | ー |
20GB以上使用する場合は実質povo一択。ahamoとLINEMOも1GBずつデータ追加は可能ですが料金が高額になります。
24時間データ使い放題が330円で利用できるのもpovoのメリットですね。
またpovoのデータトッピングは容量によって有効期限が違います。大容量のものは有効期限も長く1GBあたりの単価も低価格。
20GB以上のトッピングのひと月あたりの金額とデータ容量は以下の通り。
トッピング | ひと月当たりの容量 | ひと月当たりの料金 |
20GBトッピング(30日間) | 20GB | 2,700円 |
60GBトッピング(90日間) | 20GB | 2,163円 |
150GBトッピング(180日間) | 25GB | 2,163円 |
このように20〜25GBで充分な人も大容量トッピングを購入することで価格を抑えることができます。
ただし何か理由があってpovoを解約する際に残り分が無駄になってしまいますので注意しましょう。
通話料金と通話オプションを比較
各プランの通話料金と通話オプションを比較します。
プラン | 通話料金 | 通話オプション |
ahamo | ・5分以内の通話:無料 ・5分以上の通話:22円 / 30秒 |
完全かけ放題:月額1,100円 |
povo | 22円 / 30秒 | ・5分かけ放題:月額550円 ・完全かけ放題:月額1,650円 |
LINEMO | 22円 / 30秒 | ・5分かけ放題:月額550円(1年間無料) ・完全かけ放題:月額1,650円(1年間1,100円) |
ahamoは基本料金に5分かけ放題が含まれており、完全かけ放題オプションも他プランより安いのが特徴。
LINEMOは1年間だけ通話オプションが550円割引になりお得ですが、2年目から課金されますので注意しましょう。
5分かけ放題の場合の合計料金比較
5分かけ放題を付けた場合の料金を比較します。
プラン | 3GB | 20GB |
ahamo | 2,970円 | 2,970円 |
povo | 1,540円 | 3,250円 |
LINEMO ミニプラン |
1,540円(1年目:990円) | ー |
LINEMO スマホプラン |
3,278円(1年目:2,728円) | 3,278円(1年目:2,728円) |
3GBのプランは1年目はLINEMO ミニプランが最安、2年目以降ではpovoとLINEMOが同じ料金で最安となります。
20GBのプランは1年目はLINEMO スマホプランが最安、2年目以降ではahamoが最安となり、5分かけ放題が欲しい人には乗り換えの手間も考慮すると
- 3GBプランはLINEMOがおすすめ
- 20GBプランはahamoがおすすめ
となります。
完全かけ放題の場合の合計料金比較
完全かけ放題を付けた場合の料金を比較します。
プラン | 3GB | 20GB |
ahamo | 4,070円 | 4,070円 |
povo | 2,640円 | 4,350円 |
LINEMO ミニプラン | 2,640円(1年目:2,090円) | ー |
LINEMO スマホプラン | 4,378円(1年目:3,828円) | 4,378円(1年目:3,828円) |
完全かけ放題の場合も5分かけ放題と同じ結果になりましたね。完全かけ放題が欲しい人には乗り換えの手間も考慮すると
- 3GBプランはLINEMOがおすすめ
- 20GBプランはahamoがおすすめ
となります。
その他オプションを比較
その他オプションを比較します。
オプション | ahamo | povo | LINEMO |
キャッチホン | × | × | × |
留守番電話 | × | × | × |
着信転送 | × | × | × |
着信通知 | ○ | ○ | × |
非通知拒否 | ○ | ○ | × |
緊急速報 |
○ | ○ | ○ |
スマホ補償サービス |
○ | ○ | ○ |
フィルタリングサービス | ○ | ○ | ○ |
キャッチホン・留守番電話・着信転送にはahamo・povo・LINEMO全て非対応。
さらにLINEMOは着信通知・非通知拒否・にも対応しておらず、ahamoやpovoよりもサービスが劣っています。
割引サービスを比較
家族割やネット回線とのセット割を比較します。
プラン | 割引サービス |
ahamo | なし(みんなドコモ割のカウント対象適用。) |
povo | なし |
LINEMO | なし |
ahamo・povo・LINEMOは家族割やネット回線とのセット割はありません。
しかしahamoだけはみんなドコモ割のカウント対象に含まれたり、ファミリー割引の対象回線に含まれます。
例えば家族全員ドコモユーザーで自分だけahamoに乗り換えする際に、自分以外の家族の割引額や家族から自分への通話無料は適用が可能。
乗り換えの際に家族から反対されにくいのはメリットですね。
みんなどこも割りとは?
ファミリー割引とは?
セットで購入できるスマホを比較
セット購入できるスマホを比較します。
プラン | 対象機種 |
ahamo |
|
povo | なし |
LINEMO | なし |
povoとLINEMOはセットでスマホを購入することはできません。
現在使用している機種が対応していれば継続使用が可能。対応していなければドコモオンラインショップやauオンラインショップでも購入できますし、動作確認済みのSIMフリースマホを別途用意すれば使用できます。
一方でahamoは3機種のみにはなりますがセットでの購入が可能。ただし最新の機種ではありませんので、使いたい機種がある場合は別途購入して使いましょう。
端末補償サービスを比較
端末補償サービスを比較します。
プラン | iPhone | Android |
ahamo | 月額403円〜 | 月額550~1,100円 |
povo | 月額830円 | 月額830円 |
LINEMO | 月額950円〜1,250円 | ー |
ahamoは「AppleCare+ for iPhone/AppleCare+ 盗難・紛失プラン」もしくは「ケータイ補償サービス」に加入することが可能。
povoは「スマホ故障サポート」のトッピングを購入することで端末補償サービスに加入できます。
LINEMOはiPhoneのみ「持込端末保証 with AppleCare Services」に加入できます。Androidには端末補償サービスが用意されていませんので、必要であれば民間の保険会社が提供しているスマホ保険などに加入しましょう。
申し込み方法や各種手数料などを比較
申し込み方法や各種手数料などを比較します。
項目 | ahamo | povo | LINEMO |
申し込み方法 | オンライン(有償で店舗も可) | オンライン | オンライン |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 | クレジットカードのみ | クレジットカード・口座振替 |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低利用期間 | なし | なし | なし |
ahamo・povo・LINEMOは契約時や解約時の手数料は無料で、最低利用期間もありません。
余計な費用がかかりませんので気軽に試すことが可能。しばらく使ってみて自分に合わなければ他社へ乗り換えるという使い方もできます。
ahamoは有償(1回 3,300円)で店舗での対応も可能。申し込みや各種手続きのサポートを対面でできるのはメリットですね。
注意点はpovoの支払い方法。ahamoとLINEMOは口座振替にも対応しているのに対し、povoはクレジットカードしか対応していません。
トッピングを前払いで購入する方式ならではのデメリットですね。
通信速度を比較
通信速度の比較をします。
通信速度は「みんなのネット回線速度」に投稿されている平均速度を元にしています。(2022年2月11日現在)
プラン | ダウンロード速度 | アップロード速度 | 速度制限時の最大速度 |
ahamo | 118.98Mbps | 15.48Mbps | 1Mbps |
povo | 72.8Mbps | 13.3Mbps | 128kbps |
LINEMO | 55.56Mbps | 15.15Mbps | 3GBプラン:300kbps 20GBプラン:1Mbps |
ダウンロード(下り)速度はahamoが一番速い結果となっています。
動画を見たりWebページを見る場合はダウンロードの速度が重要。速いほどスマホが快適に使えます。
一方でアップロード(上り)速度はほとんど差がありません。アップロード速度は写真や動画をSNSなどに投稿する際に影響しますが、15Mbps程度出ていれば十分でしょう。
注意点はpovoの速度制限時の最大速度が128kbpsということ。ほとんど何もできない速度ですのでトッピングでデータ容量を追加してから使用しましょう。
海外での利用を比較
海外でのデータ通信や通話の利用について比較をします。
海外データ通信(国際ローミング)
プラン | 国と地域 | 料金 | データチャージ |
ahamo | 82の国と地域 | 20GBまで追加料金なし | 550円 / 1GB |
povo | × | ー | ー |
LINEMO | 200以上の国と地域 |
|
ー |
主要な国での海外データ通信を利用したいならahamo一択。
基本料金に含まれている20GB以内の使用なら追加料金なしで利用できます。
povoはそもそも利用できませんし、LINEMOは「海外パケットし放題」でも1日に2,980円かかります。
ただしahamoでも15日を超えて海外で利用する場合は最大128kbpsに速度制限がかかる点には注意しましょう。
海外通話
プラン | 国と地域 | 料金 |
ahamo | 200以上の国と地域 | 従量制 |
povo | × | ー |
LINEMO | 200以上の国と地域 | 従量制 |
海外での通話はahamo LINEMOともに従量制となります。
国際電話は高額になりますので、LINE電話やIP電話アプリなどの活用をおすすめします。
その他のサービスを比較
その他のサービスについて比較をします。
項目 | ahamo | povo | LINEMO |
キャリア決済 | ○(一部対象外) | × | ○(注意点あり) |
テザリング | ○ | ○ | ○ |
データくりこし | × | × | × |
eSIM | ○ | ○ | ○ |
キャリア決済に関してはpovoは非対応。
ahamoは対応はしていますが、dメニュー掲載コンテンツについては対象外となります。
LINEMOも対応していますが、ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOにのりかえた場合もともとキャリア決済を利用しているサービス・コンテンツは解除となります。引き続き利用する場合はLINEMO契約後に再度登録が必要となりますので注意してください。
テザリングは3サービスとも対応しており、テザリングを利用するための追加費用もかかりません。
データくりこしはUQモバイルやワイモバイルに搭載されている便利な機能ですが、ahamo・povo・LINEMOには非対応。
eSIMはahamo・povo・LINEMO全て対応していますので早ければ申し込み当日に回線を開通することができます。
携帯回線 | おすすめポイント |
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります ※機種代⾦別途 ※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります \手数料無料・期間縛りなし!/ |
|
\手数料無料・期間縛りなし!/ |
|
\手数料無料・期間縛りなし!/ |
まとめ:ahamo・povo・LINEMOがおすすめの人
ここまでahamo・povo・LINEMOのメリット・デメリットやプランを細かく比較してきました。
オンライン専用ブランド/プランは高品質・低価格の非常にコスパのいいサービス。
最後にもう一度おすすめの人をまとめておきますので、あなたに合ったサービス・プランを選んでくださいね。
ahamoがおすすめの人
- 毎月のデータ使用量が3〜20GBの方
- 5分以内の通話がひと月に2〜3回以上ある
- 海外でもお得に使いたい ※国内利用と合わせての容量上限です。
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります
※機種代⾦別途
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります
povoがおすすめの人
- 毎月のデータ使用量が20GB以上の方
- 音声通話だけで使用したい
- 毎回トッピングするのが手間だと感じない
LINEMOがおすすめの人
- 毎月のデータ使用量が3GB以下の方
- 音声通話は不要もしくは5分かけ放題を一年無料で使いたい
- LINEのヘビーユーザーの方