※動画は5Gリリース時のものです。
話題の第四キャリア楽天モバイル。この記事では動画とあわせて楽天モバイルのメリット、デメリットを解説していきます。
ココがおすすめ
■ プランは1択。データ容量無制限 月額2,980円(税込:3,278円)
■ 4G/5G両方に対応して月額料金は据え置き
■ 国内通話かけ放題「Rakuten Link」
■ 1年無料
■ 楽天ポイント連動
■ スマートフォンはすべてSIMフリー
■ eSIM対応+eKYC対応
■ あらゆる事務手数料が無料
プランは1択。データ容量無制限 月額2,980円(税込:3,278円)
楽天モバイルはシンプル。プランは1つ。「Rakuten UN-LIMIT V」
【楽天回線エリア内】であればデータ容量に上限なし。どれだけも使っても月額2,980円(税込:3,278円)。テザリングも対応
ただし、1日10GBを超えた場合は通信速度制限が発生。最大3Mbps。通信速度3Mbpsもあればウェブページの閲覧などは問題にならないかと思いますが、一部制限があることに注意しましょう。
4G/5G両方に対応して月額料金は据え置き
「Rakuten UN-LIMIT V」のファイブは5G対応を意味します。
楽天モバイルは4G、5Gでプランを分けることはせず、「Rakuten UN-LIMIT V」で両方利用可能。
さすが楽天モバイル。5Gでも攻めています。
国内通話かけ放題「Rakuten Link」
無制限はデータ通信だけではありません。なんと国内通話もかけ放題。別途かけ放題オプション加入も不要。
ただし、「Rakuten Link」というアプリで通話を利用することが条件。通常の電話アプリで発信した場合は他のキャリア同様20円/30秒の通話料金が発生します。
アプリ利用という制約がありますが、別途の月額料金なしで国内通話が無料になるのはかなり魅力的。
Rakuten Linkについては以下の動画で詳しく解説しているのであわせてご確認ください。
1年無料
300万回線限定。 お1人様1回線1度のみ。1年間月額料金無料。太っ腹。スマートフォン代、事務手数料、オプション料、通話料等は必要。
2020年9月現在は300万回線に到達していないようで、まだまだ1年間無料が適用されます。
同一名義の2回線目以降は1年間無料の対象外となりますので注意してください。
楽天ポイント連動
出典:楽天モバイルホームページ
楽天といえば楽天ポイント。
楽天モバイルを利用すると100円で1ポイントが貯まる。さらに、楽天市場でのお買い物がポイント+1倍になる「SPU(楽天スーパーポイントアップ)」が適用。
このほか楽天ポイントと連動した様々なキャンペーン・特典が期待できます。
楽天ポイントを主に利用している方にはおすすめです。
スマートフォンはすべてSIMフリー
楽天で販売されるスマートフォンはすべてSIMフリーのスマートフォン。SIMロックはかかっていません。他キャリアのSIMを挿して利用することが可能。
端末分離によって日本でもSIMフリー端末が普及しつつありますが、他キャリアのスマートフォンはSIMロックがかかっている状態。SIMロックを解除しなければ、他社のSIMを利用することはできません。
こうしたSIMフリーの流れが他社にも広がるといいですね。
eSIM対応+eKYC対応
楽天モバイルはeSIMにも対応しています。
利用されるスマートフォンがeSIMに対応していれば、物理的なSIMを挿すことがなく必要なデータを読み込み、設定するだけで楽天モバイルを利用することが可能。
他キャリアも一部eSIMに対応しているものの超限定的。楽天モバイルがキャリアの中で一番積極的な状態。
さらに、eKYCにも対応。オンラインで簡単に本人認証が可能になるのでeSIMと組み合わせると申し込みがとても簡単で早い。詳しくはこちらと下記の動画をご覧ください。
あらゆる事務手数料が無料
引用元:楽天モバイルホームページ/ZERO宣言
楽天はゼロ宣言を行い、こちらに表示されている業界の慣習である事務手数料をすべて0円としました。
楽天モバイルに加入するのも自由。解約するのも自由。出入りを障壁をすべて取り払い、囲い込みとは無縁の第四キャリアとなっています。
ココに注意
■ KDDI回線エリア(パートナーエリア)は無制限ではない
■ 利用可能周波数帯は1.7GHz帯のみ
■ iPhoneは動作保証対象外
KDDI回線エリア(パートナーエリア)は無制限ではない
魅力が多い楽天モバイルですが、最大の弱点が基地局問題。楽天の基地局数はまだまだで楽天回線エリアはまだまだ狭いのが実情。(202012月現在)
楽天回線エリア外では、KDDI回線エリア(パートナーエリア)につながります。
KDDI回線エリア(パートナーエリア)ではデータ容量は無制限ではありません。データ上限は5GB。これ以上KDDI回線エリア(パートナーエリア)で通信を行った場合は最大1Mbpsへ通信速度制限。最大1Mbpsでもウェブサイトの閲覧等には問題ない通信速度になりますが、注意が必要です。
楽天回線エリア内、もしくはKDDI回線エリア(パートナーエリア)どちらで通信しているかを確認するには、「my 楽天モバイル」アプリで確認可能です。
楽天モバイル加入の際には必ず楽天回線エリアをこちらから確認するようにしてください。
最後に注意。楽天回線エリアのカバー率が一定水準を超えた一部地域からKDDIローミングの終了も始まっています。詳しくはこちらと以下の動画をご確認ください。
利用可能周波数帯は1.7GHz帯のみ
利用可能な周波数がバンド3、1.7Ghz帯のみというのも楽天モバイルの弱点。
この周波数は遮蔽物などに弱く、地下や屋内では電波がつながりにくい性質のある周波数。
このせいで、地下や屋内はKDDI回線エリア(パートナーエリア)につながりやすくなります。
iPhoneは動作保証対象外
日本で人気のiPhone。楽天モバイルではiPhoneは取り扱っていません。このため、動作保証外。
矛盾するようですが、こうした状態ではあるものの、「Rakuten Link」のiOS版は既にリリースされ、楽天モバイル公式ホームページ上でiPhoneでの設定方法が記載されています。詳しくはこちら。
楽天モバイルをiPhoneを利用する際には自己責任で利用するようにしましょう。
こんな方におすすめ
- 楽天回線エリアにお住いの方。楽天回線エリアでお仕事される方。
- 外出先でたくさんのデータ通信する方
- ビジネスなどで通話を必要とする方
- 楽天ポイントを主に利用されている方
第四のキャリア楽天モバイル。期待されていた通り衝撃の料金プラン。データ容量無制限、国内通話かけ放題で月額2,980円は他のキャリアではありえません。
しかし、最大の弱点はエリアと周波数。魅力を最大限に引き出す楽天回線エリアは狭く、さらに地下や屋内ではつながらない。このキャリアの基本となる「つながること」に弱点をかかえる楽天モバイル。今後の基地局整備の展開に期待です。
楽天モバイルが気になった方は以下の公式ホームページからご検討・お申込ください。必ず注意事項も確認するようにしましょう。