乗り換え手順はこちら
1.MNP予約番号を取得する
2.SIMロックを解除する
3.キャリアメールの登録を変更する
4.乗り換え先携帯会社へ申し込みをする
5.回線を切り替える
1.MNP予約番号を取得する
乗り換え元の会社で「MNP予約番号」を取得します。※新しく電話番号を取得する方はこの手順は必要ありません。
2章でお伝えしましたが、MNP予約番号の取得しただけでは乗り換え元の契約は解約にはなりません。あくまでも乗り換えの事前準備となります。
MNP予約番号は各社のホームページやマイページ、コールセンターから取得可能。ただし、コールセンターで取得しようとすると解約意向があるものと判断して、乗り換え元の会社から引き留め交渉があるかもしれません。このため、ホームページでの取得をオススメします。キャリアのMNP予約番号の取得方法は以下を参照。そのほかは「〇〇 MNP予約番号」と〇〇に乗り換え元の携帯会社名を入れて検索してみてください。
MNP予約番号には「有効期限」があります。この有効期限内に乗り換え先の携帯会社へ手続きをしなかった場合MNP予約番号は無効になります。乗り換え先の携帯会社には余裕をもって手続きをするようにしましょう。携帯会社によっては有効期限ギリギリのMNP予約番号を受付しない会社もあるのでご注意ください。
無効になったからといって乗り換え元の携帯会社との契約が解約になるわけではありません。そのまま契約は継続されるので安心してください。
なお、MNP予約番号を取得するだけでは手数料は発生しません。乗り換え先へ乗り換えが完了したときに、乗り換え元にMNP転出手数料3,000円がかかる場合がありますので乗り換え元携帯会社へご確認ください。
2.SIMロックを解除する
利用するスマートフォンでSIMロックの解除が必要な場合は乗り換え先の携帯会社に申し込みをする前のこのタイミングで行うことをオススメします。
乗り換え手続きがすべて完了した後でもSIMロックを解除することは可能ですが、携帯会社によってはその手続き方法が面倒になる場合があります。
面倒を一つでも減らすために、このタイミングでSIMロックは解除してしまいましょう。
3.キャリアメールの登録を変更する
携帯会社を乗り換えると乗り換え元のキャリアメール(docomo.ne.jp/ezweb.ne.jp/softbank.ne.jpなど)は利用できなくなります。何らかのサービス、アプリ等でキャリアメールをIDや連絡先としている場合はこのタイミングで新しいものに変更することをオススメします。
どうしても乗り換え先でもキャリアメールを継続して利用したい場合は以下の「有料」のメール持ち運びサービスを検討してください。
利用できなくなった後に必要になって困ることがないように注意しましょう。
4.乗り換え先携帯会社へ申し込みをする
携帯ショップや家電量販店など店頭でお申し込みをする際は、有効期限内のMNP予約番号をもって申し込みの手続きを行います。
この際必要になるのが「MNP予約番号」「契約者の本人確認書類」「クレジットカードや口座情報等」「初期費用(契約事務手数料等)」となります。必要なものが揃っていないことで出直しとならないようあらかじめ乗り換え先の携帯会社のホームページ等で手続きに必要なものを確認おきましょう。
オンラインでお申し込みを手続きをする際は以下に注意してください。
■ スマートフォンの購入を伴わない(既にもっているスマートフォンを流用)乗り換えの場合
「SIMのみ」で申し込むを選択して申し込み手続きを進めてください。「SIMのみ」はスマートフォンの購入しないで、携帯電話の契約だけを行うことを意味します。
携帯会社はスマートフォンも一緒に購入して欲しいので、SIMのみで契約するボタンや画面が分かりにくいところにある場合があります。しかし、SIMのみの受付をしていないところは原則的にありませんのでこれに注意して申し込みをするようにしてください。
■ 申し込み種別:「乗り換え」と「新規」
「乗り換え」⇒ MNP予約番号を利用して電話番号を引き継ぎたい場合はこちらを選択
「新規」⇒ MNP予約番号を利用せず、新しい電話番号を利用する場合はこちらを選択
電話番号を引き継ぐ予定だったのに、誤って新規を選択して申し込みをしてしまわないよう注意してください。
5.回線を切り替える
電話番号を異なる会社間で引継ぎ際には、会社間で回線(電話番号)を切り替る工事が必要になります。※新しく電話番号を取得する方はこの手順は必要ありません。
携帯ショップや家電量販店など店頭でお申し込みをする際は、この手続きは店員が行ってくれます。しかし、オンライン申し込みをした場合には自分で行う必要があります。
この方法は携帯会社によって異なります。専用のアプリ/マイページで切替ボタンを押したり、専用電話番号に電話をかけて切替工事がスタートするのがその方法例。
切替工事を利用者任意のタイミングで行うのは、利用できない時間を可能な限り短くするためです。SIMカードが物理的に送られてきたら自分の好きなタイミングで切替工事を行いましょう。ただし、携帯会社によっては切替の有効期限があり、この有効期限が切れると自動で回線切替が行われる場合がありますので注意してください。
切替工事を手配するまでは乗り換え元の携帯会社での電話、データ通信は利用可能。切替工事を手配して始めて乗り換え元の通信ができなくなり、切替工事が完了すると乗り換え先で通信が可能となります。そして、この完了のタイミングでようやく乗り換え元の契約が解約となるというわけです。
回線切替方法は申し込みの完了後に案内されたり、事前にホームページ等で確認することができるのでオンライン申し込みをする際には必ず確認するようにしましょう。