2021年4月30日から予約受付が開始された、2021年新型iPad Proの特徴解説及び価格比較を行います。
※新規・MNPの割引は考慮しない
この記事のポイント
■ 新型「iPad Pro」の特徴
■ 「Wi-Fi」「Wi-Fi + Cellular」の違い
■ 新型「iPad Pro」の価格比較
iPhone12/iPhone12 Pro価格比較
新型iPad Proの主な特徴は以下の通り。
■ 画面サイズは11インチと12.9インチの2種類
■ Appleの独自開発SoC M1チップ搭載
■ Thunderbolt 3/ USB 4端子搭載
■ Cellularモデルは5G対応(Sub6のみ)
■ ストレージ(容量)は128GB、256GB、512GB、1TB、2TB
■ RAM16GB(ストレージ容量1TB以上)、RAM8GB(ストレージ容量1TB未満)
12.9インチモデルのみミニLEDバックライトを使ったLiquidRetinaXDR画面を採用。これにより、100万:1の高コントラスト比を実現。
コントラスト比とは、最も明るい部分と最も暗い部分の光源の差が、どのくらいあるのかを表す指標。この比率が高いと、明暗の差が出て、くっきりとした鮮やかな表現が可能になります。
「Wi-Fi」「Wi-Fi + Cellular」の違い
iPad Proは、基本仕様の他に、「Wi-Fi」モデルと「Wi-Fi+Cellular」モデルに分かれます。
■「Wi-Fi」モデル:携帯会社の電波を利用不可。Wi-Fi(無線LAN)を利用可能。
■「Wi-Fi+Cellular」モデル:携帯会社の電波を利用可能。Wi-Fi(無線LAN)を利用可能。
違いは、携帯会社の電波(4G/5G)を利用できるか否か。「Wi-Fi+Cellular」モデルの方が、携帯会社の電波を利用できる分、価格が高くなります。
「Wi-Fi+Cellular」モデルは、携帯会社の「データ通信専用」サービスと契約し、SIMカードを挿して利用することが基本。iPad Proの購入価格とは別に、携帯会社への毎月のサービス利用料が発生します。しかも、キャリアで購入するとSIMロックがかかります。
キャリア(docomo、au、ソフトバンク)は、「Wi-Fi」モデルを積極販売しません。通信サービスを契約する必要がなく、キャリアの収入にならないからです。
Wi-Fi(無線LAN)を使ってインターネットに接続する「Wi-Fi」モデルは、Apple Storeや家電量販店等にあるApple製品販売コーナーで購入することができます。
新型「iPad Pro」の価格比較
新型iPad ProのApple Store(直販)とキャリアの販売価格比較がこちら。※ソフトバンクのみ場所限定でWi-Fiモデルの取扱いがあるものの、オンラインショップでは販売導線がないためあえてこの表に記載しません。
Apple Storeでの、「Wi-Fi」モデルと「Wi-Fi+Cellular」の価格差は18,000円。
「Wi-Fi+Cellular」モデルはドコモが最安。次いでApple Store、auと続きます。Softbankはこの中では随分高くなる印象です。
ココがポイント
安易に「Wi-Fi+Cellular」モデルを選択しない
iPadを購入する時は、ご自分の利用の仕方にあわせて「Wi-Fi」モデルと「Wi-Fi+Cellular」モデル、どちらかを選ぶことが大切。
Wi-Fi環境のある自宅やオフィスで利用することが多い場合は、「Wi-Fi」モデルを選ぶことをおススメします。たまに外出先で通信をする必要があった場合は、スマートフォンのテザリング機能を使って通信することもできます。
「Wi-Fi+Cellular」をキャリアで購入し、毎月何らかのデータ通信専用サービスに加入した場合は、毎月の利用料が発生します。この料金も決して安くありません。
安易にキャリア(docomo、au、ソフトバンク)で購入し、無駄な利用料を毎月支払うことがないように注意してください。
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