au(KDDI)やソフトバンクのサブブランドとしてサービスが提供されているUQモバイルとワイモバイル。
似たようなサービスのためどちらにしようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、UQモバイルとワイモバイルを徹底比較し『あなたにとってどちらがオススメなのか』を解説します。
この記事を読めば「UQモバイルとワイモバイルの特徴と自分にとってどちらがオススメなのか」が全て分かります。
こんな人にオススメ
結論からいいますとUQモバイルとワイモバイルそれぞれオススメの人はこのような人です。
UQモバイルがオススメの人
- auからの乗り換え
- スマホ契約のみで安くしたい
- auでんきまたはauスマートバリュー対応ネット回線を契約中(契約予定)
ワイモバイルがオススメの人
- ソフトバンクからの乗り換え
- 家族が3人以上いる
- ソフトバンクAir、ソフトバンク光を契約中(契約予定)
UQモバイルとワイモバイルはこんなサービス
UQモバイルやワイモバイルは「サブブランド」と呼ばれ、UQモバイルはau(KDDI)が運営元、ワイモバイルはソフトバンクが運営元となっています。
この2社は運営元が大手キャリアということもあり、
- auやソフトバンクと同等レベルの通信品質
- 料金は大手キャリアの本ブランドよりも安い
- 店舗での対面サポートも受けれる
などメリットが多いです。
他の格安SIMと比べて最安値とはいきませんが、安さと対面を重視する人には一番オススメの選択肢になります。
他にもahamo、povo、LINEMOといったオンライン専用プランも話題になっていますが、困ったときに自分で解決できない人にはオススメできません。
UQモバイルとワイモバイルの料金プラン比較
UQモバイルとワイモバイルの料金プランを比較してみましょう。
料金比較表
項目 | UQモバイル | ワイモバイル |
回線 | au | ソフトバンク |
3GBプラン | 名称:くりこしプランS +5G 月額料金:1,628円 低速時速度:300kbps |
名称:シンプルS 月額料金:2,178円 低速時速度:300kbps |
15GBプラン | 名称:くりこしプランM +5G 月額料金:2,728円 低速時速度:1Mbps |
名称:シンプルM 月額料金:3,278円 低速時速度:1Mbps |
25GBプラン | 名称:くりこしプランL +5G 月額料金:3,828円 低速時速度:1Mbps |
名称:シンプルM 月額料金:4,158円 低速時速度:1Mbps |
割引サービス | ・自宅セット割 (電気またはネット回線) |
・家族割 ・おうち割 光セット ・おうち割 でんきセット |
国内通話料 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
通話オプション | 60分 / 月:550円 / 月 10分 / 回:770円 / 月 24時間:1870円 / 月 |
10分 / 回:770円 / 月 24時間:1870円 / 月 |
節約モード | あり | なし |
UQモバイルの特徴
- 月額料金が安い
- 通話オプションが多い
- 節約モードに対応
ワイモバイルの特徴
- 家族割に対応
UQモバイルとワイモバイルの違い
UQモバイルとワイモバイルの違う点を解説します。
違う点はおもに次の5つです。
- 回線
- 料金
- 割引サービス
- 通話オプション
- 節約モード
回線
UQモバイルはau回線、ワイモバイルはソフトバンク回線を使用しています。
提供エリアも異なりますので各社ホームページから確認しておきましょう。
料金
ネット回線や家族割などが適用されていない状態の料金は、月額330〜550円分UQモバイルの方が安くなっています。
ワイモバイルとUQモバイルの差額
3GBプラン | 月額550円 |
15GBプラン | 月額550円 |
25GBプラン | 月額330円 |
割引サービス
UQモバイルやワイモバイルには各種割引サービスがありますのでそれぞれ解説していきます。
UQモバイルの割引サービス
UQモバイルの割引サービスには自宅セット割のみで家族割はありません。
自宅セット割には
- でんきコース
- インターネットコース
の2つがあり、どちらかを選びます。
でんきコースはauでんきを契約、インターネットコースは対象のインターネット回線を契約することで割引が適用されます。
自宅セット割適用後の料金
3GBプラン | 月額990円 |
15GBプラン | 月額2,090円 |
25GBプラン | 月額2,970円 |
ワイモバイルの割引サービス
ワイモバイルの割引サービスには
- 家族割
- おうち割 光セット
- おうち割 でんきセット
の3つがあります。 しかしおうち割 でんきセットは割引額がひとり月額110円と少ないので他の2つについて説明します。
家族割とおうち割 光セットはどちらか片方しか適用されません。
家族割
家族割は2回線目からひとり月額1,188円引きになる割引サービスです。
1回線目は割引になりませんので注意してください。
2回線目以降の料金
3GBプラン | 月額990円 |
15GBプラン | 月額2,090円 |
25GBプラン | 月額2,970円 |
おうち割 光セット
おうち割 光セットはSoftbank 光またはSoftbank Airを契約するとひとり月額1,188円引きになる割引サービスです。
おうち割 光セット適用後の料金
3GBプラン | 月額990円 |
15GBプラン | 月額2,090円 |
25GBプラン | 月額2,970円 |
UQモバイルとワイモバイルの割引サービス適用後の料金比較
2社の割引サービスの内容を確認したところで、それぞれ料金の比較をしてみましょう。
UQモバイルの自宅セット割とワイモバイルのおうち割 光セットを比較
プラン | 自宅セット割 | お家割 光セット |
---|---|---|
3GBプラン | 月額990円 | 月額990円 |
15GBプラン | 月額2,090円 | 月額2,090円 |
25GBプラン | 月額2,970円 | 月額2,970円 |
2社の料金が全く同じになりましたね。
次に自宅セット割やおうち割 光セットを適用しない場合の、家族の人数別の合計料金を見てみましょう。
3GBプランの人数別料金
人数 | UQモバイル | ワイモバイル |
1人 | 月額1,628円 | 月額2,178円 |
2人 | 月額3,256円 | 月額3,168円 |
3人 | 月額4,884円 | 月額4,158円 |
このように、ワイモバイルでは2人目から家族割が適用されるため、人数が増えるとワイモバイルの方が安くなっていきます。
通話オプション
UQモバイル、ワイモバイルともに10分かけ放題や24時間かけ放題が用意されています。
しかしUQモバイルにはひと月60分までのかけ放題オプションも用意されているのが特徴です。
通話オプション表
UQモバイル | ワイモバイル |
60分 / 月:550円 / 月 10分 / 回:770円 / 月 24時間:1870円 / 月 |
10分 / 回:770円 / 月 24時間:1870円 / 月 |
節約モード
UQモバイルにだけ節約モードが用意されています。
節約モードにすると速度が低速になり、どれだけ使ってもデータ容量消費がゼロになります。
節約モード時の最大通信速度
3GBプラン | 300kbps |
15GBプラン | 1Mbps |
25GBプラン | 1Mbps |
15GBと25GBのプランは低速時でも最大1Mbpsの速度が出るのでWeb閲覧やSNS、低画質の動画再生なども可能です。
3GBのプランでも最大300kbps速度で、容量の大きくない通信であればそこそこ使えます。
節約モードはUQモバイルアプリから簡単に切り替えることが可能。
UQモバイルとワイモバイルの共通点
UQモバイルとワイモバイルでは共通点も多いです。
その中でも次の4つについて解説します。
- 大手キャリアの本ブランドと同等レベルの通信品質・速度
- 大手キャリアの本ブランドより安い料金
- 店舗でのサポートが可能
- データくりこしが可能
大手キャリアの本ブランドと同等レベルの通信品質・速度
UQモバイルはauの、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。
auやソフトバンクと同等レベルの通信品質を提供されています。
お昼などの混雑した時間帯でも快適な速度で使用できる点がメリット。
大手キャリアの本ブランドより安い料金
割引サービスを適用しない場合、UQモバイルは3GBで1,628円、ワイモバイルは3GBで2,178円と格安な料金で使用することができます。
大手キャリアの本ブランドの場合、各種割引を適用しても3GBで4,500円以上かかります。
本ブランドと同等の通信品質で半額以下の料金。コストパフォーマンスが高い!
店舗でのサポートが可能
UQモバイル、ワイモバイルともに全国各地に店舗があります。
緊急時の対応やご年配の方にとっても店舗があるというのは安心できますね。
最近ではauショップでUQモバイルを、ソフトバンクショップでワイモバイルの取り扱いが可能になっています。
データくりこしが可能
以前はUQモバイルのみデータくりこしに対応していましたが、ワイモバイルも2021年8月18日より対応しました。
毎月にデータ使用量にバラつきがある方にとっても便利な機能ですね。
データ容量の消費は、くりこし分→月間データ容量(増量データ容量含む)→追加チャージ購入分の順番に行われます。
その他
その他の項目は下記にまとめましたのでご覧ください。
無料通話 | なし |
国内通話料 | 22円 / 30秒 |
通信 | 4G / 5G |
eSIM | 対応 |
増量オプション | 550円 / 月→1年無料キャンペーン中 ・3GBプラン:+2GB ・15GBプラン:+5GB ・25GBプラン:+5GB |
申し込み窓口 | オンラインまたは店舗 |
相談窓口 | ・公式サイト ・店舗 ・電話 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
UQモバイルがオススメの人
2社を比較した上で、UQモバイルがオススメの人の条件を解説します。
UQモバイルがオススメの人はこちらです。
- auからの乗り換え
- スマホ契約のみで安くしたい
- auでんきまたはauスマートバリュー対応ネット回線を契約中(契約予定)
auからの乗り換え
au以外のキャリアで購入したAndroidの端末はau回線では支障が出る場合があります。
理由は対応周波数(バンド)が大手キャリアの回線によって違うためです。
そういう意味でauで購入した端末を引き続き使用する場合、同じau回線を使用しているUQモバイルは安心です。
iPhoneはよほど古くない限り、SIMロック解除すればどのキャリアで購入したものでも大丈夫です。
スマホ契約のみで安くしたい
ワイモバイルは家族割やおうち割 光セットなど割引サービス前提の料金設定になっています。
その点UQモバイルは割引サービスなしでスマホ契約のみでも、ワイモバイルより月額330円〜550円安くなります。
auでんきまたはauスマートバリュー対応ネット回線を契約中(契約予定)
auでんきまたはauスマートバリュー対応ネット回線を契約中(契約予定)の場合は自宅セット割が適用され、さらに安い料金で使用することができます。
ワイモバイルがオススメの人
2社を比較した上で、ワイモバイルがオススメの人の条件を解説します。
ワイモバイルがオススメの人はこちらです。
- ソフトバンクからの乗り換え
- 家族が3人以上いる
- ソフトバンクAir、ソフトバンク光を契約中(契約予定)
ソフトバンクからの乗り換え
ソフトバンク以外のキャリアで購入したAndroidの端末はソフトバンク回線では支障が出る場合があります。
理由は対応周波数(バンド)が大手キャリアの回線によって違うためです。
そういう意味でソフトバンクで購入した端末を引き続き使用する場合、同じソフトバンク回線を使用しているワイモバイルは安心です。
iPhoneはよほど古くない限り、SIMロック解除すればどのキャリアで購入したものでも大丈夫です。
家族が3人以上いる
ワイモバイルでは2人目から家族割が適用されるため、家族が3人以上いる場合は、UQモバイル(自宅セット割なしの場合)より安くなります。
電気やネット回線の変更はできないけど、家族が3人以上いる場合はワイモバイルの方がオススメです。
ソフトバンクAir、ソフトバンク光を契約中(契約予定)
ソフトバンクAir、ソフトバンク光を契約中(契約予定)の場合はおうち割 光セットが適用され、さらに安い料金で使用することができます。
新しくネット回線を契約する場合は、UQモバイルの方が対象のネット回線が多いのでオススメです。
まとめ
ここまでUQモバイルとワイモバイルの料金プランを徹底比較してきました。
UQモバイルとワイモバイルは安さと対面を重視する人には一番オススメの選択肢です。
気になる方は以下のホームページからチェックしてみてください。