出典:日本通信&HISモバイル公式ホームページ
ビジネスなどで通話を重視する方におススメなHISモバイル及び日本通信SIMの格安SIMサービス、「格安かけ放題プラン」「合理的かけほプラン」についてご紹介します。
この記事のポイント
■ HISモバイルと日本通信
■ 格安かけ放題プランと合理的かけ放題プラン
■ 解約違約金、2年縛りなし
■ 24時間かけ放題対象外通話に注意
■ データ通信品質は格安SIM
HISモバイルと日本通信
HIS Mobileは、旅行代理店のエイチ・アイ・エスと日本通信SIMを提供する日本通信の合弁会社である「H.I.S.Mobile株式会社」が提供する格安SIMサービス。
日本通信SIMは、格安SIM(MVNO)の老舗、日本通信が提供する格安SIMサービス。
この2社の関係により、HISモバイルと日本通信SIMは同じような格安サービスを提供しています。
合理的かけ放題と格安かけ放題プラン
出典:日本通信&HISモバイル公式ホームページ
この2社からリリースされている通話重視の方におすすめなのが、こちらのHISMobileの「格安かけ放題プラン」、日本通信SIMの「合理的かけ放題プラン」です。
月額2,480円(税込:2,728円)
通話が格安SIMでありながら、国内24時間かけ放題。専用アプリで発信する必要がありません。スマートフォンに標準搭載されている、電話アプリで発信するだけでかけ放題が適用されます。
通話品質もドコモと同等。IP電話のように通話品質の劣化を気にする必要はなし。
データ通信容量上限は3GB。これ以上利用した場合は、1GBあたり250円(税込:275円)。利用した分だけデータ利用料が加算される仕組みです。
例えば、4.5GBを利用した場合には、月額2,480円(税込:2,728円)に加えて、2GB分の500円(税込:550円)が加算。合計月額2,980円(税込:3,278円)となります。
データ利用量上限を任意で設定することも可能。上限を7GBに設定すれば、7GB以降は通信速度制限となり、使いすぎを防止することができます。
解約違約金、2年縛りなし
HISMobileの「格安かけ放題プラン」、日本通信SIMの「合理的かけ放題プラン」ともに、解約違約金、2年縛りはありません。いつでも解約が可能です。
ただし、電話番号の異動(MNP)を伴う場合には、MNP転出手数料3,000円(税込:3,300円)がかかります。
24時間かけ放題対象外通話に注意
出典:HISモバイル公式ホームページ
標準電話アプリで国内24時間ではなりますが、かけ放題対象外通話もあります。
以下がそれに該当する例。これは大手キャリアの国内24時間かけ放題と同様です。
- 0570、0180などの他社接続サービス
- 188特番(旧0570-064-370、消費者ホットライン)
- 104の 番号案内料(200円/1案内)
- 衛星電話/衛星船舶電話
- HISモバイル、日本通信が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号など)(20円/30秒の通話料が課金されます)
データ通信品質は格安SIM
HISモバイル、日本通信SIMともにドコモ回線を利用した格安SIM。つながりやすさはドコモの同じですが、通信速度は同じというわけにはいきません。
お昼休み、通勤時間帯、22時前後等の通信が込み合う時間帯には通信速度が低下する場合があります。
データ容量上限到達後の最大通信速度は約200kbps。最近トレンドとなっている、上限到達後1Mbpsではありません。制限後は、ほとんど通信ができなくなる状態になると思ってください。
格安SIMで人気のデータ繰り越し、高速通信ON/OFF、バースト通信は提供されていません。
ココがポイント
ビジネスなどで通話重視の方におススメ
国内24時間かけ放題。無駄のない従量制のデータ料が魅力の格安かけ放題プランと合理的かけほプラン。
楽天モバイルのUN-LIMITⅥはデータ通信量を1GBまでに抑えつつ、「Rakuten Link」アプリを利用すれば月額0円の国内かけ放題。料金面だけ見れば、こちらには敵いません。ただ、通話品質が外出先で携帯電波を利用する場合には、不安定になる場合があります。
通話品質重視して、料金を抑えたいといったビジネス用途には最適です。