自分にあった通信会社を選ぶポイント
■ 携帯会社の分類
■ キャリア
■ キャリア(オンライン専用)
■ サブブランド
■ 格安SIM
携帯会社の分類
携帯会社は「通信品質」「サポート」「料金」で分類することができます。
「通信品質」は電波のつながりやさと通信速度。「サポート」は携帯ショップ、コールセンタ等での対面サポート。「料金」は相対的に低・中・高価格と表現しています。
携帯品質が高く、対面でのサポートが充実していると料金は高くなり、携帯品質が悪く、対面でのサポートがほとんどない場合は料金は安くなります。
キャリア
キャリアとは自前でネットワークを構築して提供している携帯電話会社を言います。MNO(Mobile Network Operator)とも呼ばれます。
対象はドコモ、au、ソフトバンク。上記の表にあるように、通信品質、サポート面は優れる一方でどうしても高価格になりがちです。
楽天モバイルもキャリアですが、これは上記の表にあてはまらない例外です。キャリアではあるものの、通信品質、サポートともに優れません。「通信品質:△、サポート:△、料金:中価格」となります。
キャリア(オンライン専用)
2021年3月からの新トレンド、新分類がこちらの「キャリア(オンライン専用)」。
具体的には、ドコモの「ahamo(アハモ)」、ソフトバンクの「Softbank on LINE」を指します。
申し込みはオンラインのみ、携帯ショップでは申し込みができません。サポートも携帯ショップ、コールセンタでの電話サポート(緊急事案は除く)は期待できません。オンラインでのチャットが原則です。
その代わりに通信品質はキャリア並みに優れ、料金も中価格となります。サポートを必要としない人にはオススメ。
サブブランド
サブブランドは通信品質、サポートと共に中品質で中価格を実現する人気の携帯会社(ブランド)です。
具体的には「ワイモバイル」「UQモバイル」のことを言います。ブランド名こそ違いますが、提供元の携帯会社はワイモバイルがソフトバンク、UQモバイルがKDDIとなっており、キャリアの2社が提供する別サービスのためサブブランドと呼ばれます。
通信品質は比較上〇としていますがてキャリアと大きな違いはありません。サポートもKDDI、ソフトバンクの携帯ショップを間借りしている場合があり対面でのサポートも可能です。にもかかわらず料金が中価格のため、とても人気があります。
格安SIM
格安SIMは自前でネットワークを持たず、キャリアからネットワークを借りることでサービスを提供しています。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とも呼ばれます。
この特徴は通信品質、サポート共に優れない代わりに低価格であること。月額料金の安さを最も重視する人に向いています。
通信品質は通常の利用では問題なく利用できますが、お昼休み、通勤時間、22時前後の夜間帯など通信が込み合う時間は通信速度が低下することがあります。
ワイポイントアドバイス
自分の価値観にあった通信会社を選択しましょう
人によって重視するポイントは異なります。通信品質を重視する人もいれば、他を犠牲にしてでも1円でも価格を安くしたい人もいます。自分の価値観にあわせて自分に合った携帯会社の分類がどれにあてはまるのかを確認しましょう。
正解はありません。何を重視するかはあなた次第となります。