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3.自分の利用状況(ギガ)を知ろう

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3.自分の利用状況(ギガ)を知ろう

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スマサポ
乗り換えの際にはご自分の利用状況を把握することが第一歩。ここではこの把握方法について解説します。

自分の利用状況を把握するポイント

■ いまさら聞けないギガ

■ データ(ギガ)を消費する通信と消費しない通信

■ 携帯会社のマイページでデータ使用量を把握し

■ スマートフォンの機能でアプリごとの利用量を把握

■ お家のインターネット環境を把握

■ <おまけ>モバイルデータ通信量を節約

 

いまさら聞けないギガ

 

携帯会社各社の料金プランは「3GB(ギガバイト)」「10GB(ギガバイト)」「20GB(ギガバイト)」などと記載されいて、一般的には「ギガ」と呼ばれます。

 

ギガは携帯会社の電波を使って通信するデータサイズ(容量)を表す単位。正式にはギガバイト(GB)。他にもメガバイト(MB)、テラバイト(TB)といった単位があり、パソコンでデータファイルの大きさにもこの単位を用いますが、これと同じです。電波の先はインターネットにつながっていて、電波を介してスマートフォンをインターネットにつなぐことによりアプリを使ってニュースや音楽、映画、ゲームといったあらゆる通信が可能となります。

 

このスマートフォンを携帯会社の電波でインターネットにつなぐ通信を「モバイルデータ通信」といいます。

 

ではなぜ携帯各社はモバイルデータ通信をする容量制限するのでしょうか。それは利用者全員で同時にモバイルデータ通信できる容量は限られているから。もし制約をしないですべての利用者が好き放題モバイルデータ通信を行えば、通信が不安定になりそもそもモバイルデータ通信が利用できなくなる可能性があります。

 

限られた全体の総量を効率的かつ公平性をもって利用してもらうため、携帯会社は支払い料金に応じたデータ容量制限を行っています。

出典:総務省ホームページ

データ(ギガ)を消費する通信と消費しない通信

料金プランのデータ通信容量を消費するのは「契約中携帯会社の電波を使ったモバイルデータ通信」のみ。これ以外のデータ通信はデータ容量を消費しません。

 

代表的な携帯会社の容量を消費しないデータ通信が「Wi-Fi」を利用したデータ通信。携帯会社の電波でもWi-Fiでもインターネットへ接続することには変わりません。しかし、通る道が異なるためWi-Fiでは携帯会社のモバイルデータ通信容量は消費しません。

 

その代わりにWi-Fiの通るインターネットへつながる道を別途用意しなければなりません。自宅の光回線サービスはその代表例。この場合は光回線に月額利用料を払う代わりに、これを経由してデータ通信を行えば携帯会社のデータ容量は消費しないというわけです。

 

携帯会社のマイページでデータ使用量を把握

出典:NTTドコモ/Mydocomo(マイページ)

携帯会社には「マイページ」と呼ばれる契約情報、料金、ポイント情報などお客さまごとにカスタマイズされた専用ページが用意されています。

 

まずは、契約中の携帯会社が用意している「マイページ」へアクセスして、毎月利用しているモバイルデータ通信量を把握しましょう。上記の図はNTTドコモの1例。利用可能なデータ容量の隣に、実際に利用したデータ通信量が表示されます。

 

大手通信キャリア(docomo、au、ソフトバンク、楽天モバイル)のマイページは以下からアクセスできます。これ以外の会社をご利用中の方は「〇〇※ マイページ」で検索してみましょう。※は契約中の会社を入力

 

ドコモ マイページ

au マイページ

ソフトバンク マイページ

楽天モバイル マイページ

 

ココがポイント

Wi-Fi通信をオフ! 携帯会社の電波を使ってマイページにアクセスしよう!

 

マイページには携帯会社が用意している専用のID・パスワードを利用してログインします。

 

これを覚えていればWi-Fi経由でも問題はないのですが、これを忘れてしまってアクセスできない場合はWI-Fiをオフにして携帯会社の電波を使ってアクセスしてみましょう。

すると、ID不要、携帯会社のネットワークパスワード(4桁の数字)を入力するだけでアクセスが可能になる場合があります。

 

マイページにアクセスできない方はぜひ試してみてくださいね。どうしてもアクセスできない場合は各携帯会社へお問い合わせください。

 

【参考】

出典:MM総研

MM総研の調査によると月間モバイルデータ通信量は平均6.94GB(ギガバイト)・中央値は3.00GB(2020年2月)とされています。多くの方は3GB以下の通信量となり、7GBまでの通信量でおさまる利用者は約79.2%という結果が出ています。つまり、7GB以下であればミドルユーザー(中容量ユーザー)に当てはまり、3GB以下の場合はライトユーザー(少容量ユーザー)。7GBを超えるとヘビーユーザー(大容量ユーザー)となります。

 

ご自分の利用量が「小容量/中容量/大容量」いずれかに当てはまるのか確認するようにしましょう。

 

スマートフォンの機能でアプリごとの利用量を把握

 

スマートフォンにはアプリごとのモバイルデータ通信量を把握する機能が搭載されています。

 

<iPhone(iOS14)の場合>

設定 → モバイル通信 → 〇〇のモバイルデータ通信 ※〇〇は設定した名前(通信会社名等)が表示

 

<Android(Android11)の場合>

設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → 「アプリのデータ通信量」

 

上記のように各スマートフォンの設定画面から進むと「アプリごとのデータ通信量」が一覧で表示されます。ご自分がどんな通信にモバイルデータ通信を利用しているかどうかを把握しましょう。

なお、アプリごとのデータ通信量は携帯会社のマイページでは把握することはできません。

 

※OSのバージョン、Android端末によって上記導線が異なる場合があるのでご注意ください

 

ココがポイント

不要な通信を削減して、データ通信量を減らそう

 

アプリごとのデータ通信量の中には不要な通信が含まれているかもしれません。例えば、モバイルデータ通信を使ってクラウド上に写真やデータをバックアップしていませんか?このバックアップをご自宅のWi-Fi経由でのみ通信するようにすれば大幅にデータ通信量を削減できるかもしれません。

 

不要な通信を減らして、契約するデータ容量を減し月額料金を減らすことも重要なポイントです。

 

お家のインターネット環境を確認

 

乗り換え先の候補となっている携帯会社がおうちの光回線とのセット割引を提供しているかどうかを確認し、現在利用している光回線サービスがその対象サービスとなっているかを確認しましょう。

 

なっていなかった場合、その対象となる光回線サービスへあわせて乗り換えするとセット割引の対象となり月額料金を節約につながるかもしれません。このためにも、現状のお家のインターネット環境を正しく把握しておくことは大切です。

 

<おまけ>モバイルデータ通信量を節約

 

モバイルデータ通信量を節約することができれば安い料金プランに加入して月額料金を抑えることができます。節約のポイントは以下の通り

 

1.Wi-Fiを利用する(お家のインターネット環境を有効利用する)

2.大容量通信は(動画再生、大容量ファイルの送受信、アプリのアップデート、写真のバックアップ等)はモバイルデータ通信を行わない

3.テザリングでパソコン等の利用を控える(最小限とする)

 

スマサポ
以上、ご自分の利用状況を把握する方法をお伝えさせて頂きました。閲覧ありがとうございました。
  • この記事を書いた人

ながぽこ

スマサポチャンネル運営責任者兼脚本担当。NTTコミュニケーションズ出身。在職約15年間に外資系通信会社向けホールセールス、大手金融向けアカウントセールス、コンシューマ向けISP、格安SIMルートセールス等を歴任。2019年4月からスマサポチャンネルの運営を開始。皆さんの通信・ITの分からないを解決するお手伝いをさせて頂く活動をしています。

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